橋本病の治療

橋本病の治療について

   

橋本病の治療は単純明快と言う言葉がピッタリではないかなと思います。

よく比較される真逆の甲状腺機能亢進症の代表バセドウ病は、薬物療法や手術、アイソトープと言う放射線を使った治療法があるのに比べ、橋本病は作られなくなりでなくなってしまった甲状腺のホルモンを、チラージンSというホルモン剤を服用することで補い正常な状態に近づけていく、このことだけです。

ただ、甲状腺の腫れが著しくのどをふさいでしまっている状態のときは、手術が必要になることもあります。

   

ホルモン剤を飲むだけの治療法ですが、この量はきちんと調節し自分にあった量を見つけるということが必要になります。はじめは手探りでも主治医とよく相談しながら、やがてその量がきまります。

ただ、このホルモン剤は基本的にずっと飲み続けます。破壊されて甲状腺ホルモンを出せなくなった状態を元に戻す治療法がないからです。また、自分の甲状腺を攻撃してしまう自己抗体を取り除くこともいまのところできません。

大丈夫、甲状腺は自分の体の一部だから攻撃しなくていいんだよと免疫機能に教えてあげられるのが本当は一番いい治療法なんですけどね。

ホルモン剤を飲み始めたら、一日も早く甲状腺ホルモンの状態を安定させるために、飲み忘れたり勝手に飲むのをやめてしまったりすることのないように気をつけてください。

その後は定期的に体の状態と甲状腺の状態を検診で観察します。

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