甲状腺 嚢胞

甲状腺に嚢胞ができた。経過観察で本当にいいの?

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甲状腺に嚢胞ができた|経過観察で本当にいいの?

 

 

 

放置ってありなのかしら?

 

 


 

甲状腺の超音波検査を受けて「嚢胞がありますね」と指摘されたみなさん、こんな悩みはありませんか?

 

・治療は必要ないと言われた

 

・定期的な経過観察だけでいいと言われた

 

・本当に何もしなくていいの?

 

 

もしあなたの悩みがこのようなことなら、この先を読みすすめていただけたらと思います。

 

ここでは、

 

  • 本当に治療の必要はないのか?
  •  

  • 治療が必要になるとしたらどんな時か?
  •  

  • 放置して消えることはあるのか?
  •  

  • ガンになったりしないのか?

 

など、甲状腺にできる嚢胞のことを詳しく書いていきますので、よろしかったら参考にしてくださいね。

 

まずは嚢胞についてです。

 

嚢胞(のうほう)とは、軟組織内に病的に形成された液状成分を持ち、液状成分周囲を固有の単層上皮に覆われている球状の嚢状物を指す。

 

内容物が固体の場合は嚢腫と言う。

 

大部分において害は無く放置しても大丈夫とされるが、面積が大きなものや周囲の臓器との癒着を伴うもの等は手術による摘出を必要とする。

 

参照:Wikipedia

 

簡単に言うと甲状腺に水が溜まって風船のようになっている部分があるということですね。

 

甲状腺だけじゃなく、内臓のいたるところに出来ます。

 

管理人は甲状腺に疾患を持っていますが、嚢胞はないです。

 

でも肝臓に嚢胞を持っていますよ。

 

そして「嚢胞ができること」は特に珍しいことではありません。

甲状腺の嚢胞は本当に治療は必要ないの?大きさが変わることはないの?

 

問題は、本当に放置して大丈夫か?という点ですが。

 

甲状腺の嚢胞は、基本的には経過観察で、定期的に超音波検査で状態を診ていくことになります。

 

  • 嚢胞の数が急に増えていないか
  •  

  • 大きさはどうか

 

などが観察の対象になりますが、初めから多数の嚢胞ある状態で、発見される人もたくさんいます。

 

そして、嚢胞が橋本病やバセドウ病を引き起こすことはありません。

 

でももしあなたに甲状腺の病気が何もなく、たまたま嚢胞が見つかった状態なら、一度甲状腺専門の病院で検査を受けてください。

 

嚢胞は、橋本病と合併していることがあるので、診てもらったほうがいいです。

 

橋本病で定期的に検査をしている人は、この時に一緒にエコーで嚢胞の状態を診てもらえば大丈夫です。

 

嚢胞だけなら、半年とか1年のスパンで検査をすることになります。

 

ただ、若い女性でもおよそ10%以上が嚢胞を持っていますし、50代になると40%が持っていると言われています。

 

このため、経過観察も必要ないという医師もいます。

 

エコー(超音波)のない時代は、嚢胞に気づかず一生過ごす人がたくさんいいたぐらいですからね。

 

今でも5ミリ以下のごく小さな嚢胞なら、言わない医師さえいます。

 

また、甲状腺の嚢胞は自然に消えることもあります。

 

以上のことから、もしあなたがエコーを受けたとき、嚢胞の説明を詳しくしてくれなくても、それくらい急を要することがないからとも言えますね。

 

甲状腺の嚢胞に治療が必要になるのはどんなとき?

 

 

上記の説明で、

 

  • 嚢胞が珍しくないこと
  •  

  • 橋本病が隠れていないかだけは診てもらうこと

 

などを書いていきましたが、治療が必要になる嚢胞も中にはあります。

 

それは、大きくなりすぎて日常生活に支障が出たり、見た目にわかるようになった場合などですね。

 

治療は、

1.注射針で中の液体を抜く

 

2.エタノールを注入して固める

 

3.手術で取り除く

 

この3つが主なものです。

 

内服薬などを使うことはありません。

 

中の液体を何度抜いても溜まる時にはエタノール、それでもダメな時や大き過ぎる場合は手術という順番になります。

 

ただし、注射針で液体を抜く方法も、簡単ではありません。

 

首周りに針を刺すというリスクはありますので、必ず熟練した甲状腺専門医にお願いしてくださいね。

甲状腺嚢胞は痛みなど症状が出る事があるの?

甲状腺嚢胞はエコーで発見されるくらいの頃は、ほとんど何も感じません。

 

よほど大きくなったら、喉の違和感があるかもしれませんが「もしかして嚢胞?」と自分で気づいたりはしないものです。

 

また痛みが伴うことはまずありませんが、急激に嚢胞が大きくなったときは痛みを感じる人もいます。

甲状腺嚢胞は癌など悪性化することもあるの?

甲状腺にできる良性のしこりには、嚢胞の他に腫瘍、腺腫様甲状腺腫の3つがありますが、甲状腺にできるしこりはこの良性のものがおよそ95%をしめます。

 

つまりしこりがあっても、悪性のがんの可能性は少ないです。

 

その中でも甲状腺嚢胞の悪性化はほとんどないと言われています。

 

万が一、甲状腺嚢胞の液体の中に石灰化が見られたときは、がんかどうか細胞診で検査することがあります。

 

ただしこれもごく小さい(5ミリ以下)うちは細胞を取ってこれなかったり、この大きさだとガンでも悪さをすることがないため、経過観察になることもあります。

甲状腺嚢胞についてのまとめ

「嚢胞がある」と言われると、不安になる人も多いです。

 

特に「定期的に観察していく」と言われると、何もしないでいいのか気になりますね。

 

けれど、嚢胞は放っておいても問題が起こることは希ですし、水分を抜いたり手術で取り除くことにも、多少はリスクがあります。(内出血や手術跡など)

 

どうしても心配な場合は、甲状腺専門の医師に診てもらうか、セカンドオピニオンで自分が納得できるまで説明してもらうと言う選択肢もありますよ。

 

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