甲状腺の異常

甲状腺の異常とは?

   

甲状腺は、普段は特に意識することがほとんどない臓器です。心臓のように鼓動を感じたりもしないし、胃のように食べ過ぎたり飲みすぎたりしたら痛くなったり、腸のように下痢や便秘をしたりといった動きが感じられません。甲状腺の位置と働き

そんな日常生活ではあまり意識することがない甲状腺は、実はとても大切な役割を担っていますから、甲状腺に異常が出ると体には様々な症状が現れます。

通常、甲状腺の異常にはホルモンの分泌が増えすぎてしまう甲状腺機能亢進症、逆に分泌が悪くなる甲状腺機能低下症、甲状腺腫瘍や甲状腺癌などがあります。

この甲状腺機能亢進症の中で一番多いのがバセドウ病、甲状腺機能低下症の中で一番多いのが橋本病(慢性甲状腺炎)です。

  

その他の甲状腺の異常では、

●亜急性甲状腺炎・・・急激に起こるの炎症のために甲状腺が腫れて痛みがあります。炎症がおこる原因はまだよく分かっていません。

●無痛性甲状腺炎・・・甲状腺が壊れることにより、中の甲状腺ホルモンが血液の中にもれ出してしまうものです。このため一時的に甲状腺機能が亢進してしまいます。痛みはなく、なぜそうなるのかは解明されていません。

●甲状腺クリーゼ・・・バセドウ病などの甲状腺機能亢進症の人が他の病気やストレスをきっかけになる場合が多い病気です。命に関わる怖いものですが、原因は抗甲状腺薬を勝手にやめたりして、血液の中に甲状腺ホルモンが異常に分泌されることで起こるものです。

●妊娠時一過性甲状腺機能亢進症・・・そのほとんどが胎盤から分泌されるヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)が甲状腺を刺激することで、一時的に甲状腺の機能が亢進することです。

●結節性甲状腺腫・・・甲状腺にふくらみができますが、甲状腺のホルモンの数値は変わらない個tが多いので、体の異常はとくにありません。気づきにくいものですが、発見したら良性のものか悪性のものかの検査が必要です。

などがあります。


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