甲状腺の位置と役割

甲状腺の位置と役割

    
    黒で囲っているところです

甲状腺は、首の根元のほうにある臓器で、健康な人は普段は手で触ってもあまり分かりません。甲状腺になんらかの異常を持っている人でない限り、ここの位置を意識して生活している人はほとんどいないでしょう。

自分の病気を説明した時、「甲状腺てどこにあるの?」と人に聞かれた人も多いのではないでしょうか?

普段はそんなに意識することはないけれど、実は体にとってなくてはならない働きをする、そんな臓器です。

通常の健康診断でも、あまり検査することはないので位置を知らないのはしょうがないことかもしれません。

甲状腺の働きは、甲状腺ホルモンを作り出し、そのホルモンが私たちの体の新陳代謝や成長を常に快適な状態でいられるよう促してくれています。人間以外の哺乳類や両生類も持っています。甲状腺ホルモンは、ヨードと言う栄養素を元にして作られ、血液にによって全身に運ばれます。

こうして全身に運ばれている甲状腺ホルモンなので、多くなったり少なくなったりすると、体全体に症状が出ます。私はこのことが甲状腺の病気の発見が遅れる原因になっているのでは?と思います。

ピンポイントでどこかが痛くなれば、そこが悪くなっていると分かりますが(目がショボショボする→目が疲れている、胃が痛い→胃の調子が悪いなど)全体的に調子が悪くなることが多いので、年のせいじゃないかとか更年期障害じゃないかとか、初めはなかなか甲状腺にたどり着くことができません。

また、体だけじゃなく精神にも作用するのでうつ病になったのでは?と疑う人もいます。

    

この甲状腺ホルモンを作り出すための栄養素であるヨードは、私たちの身近な食事である日本食にとても多く含まれています。

昆布はヨードがとても多く含まれていて、のりやわかめなどの海藻類にも含まれています。

世界の中では、食事などに含まれるヨードが少なくて体に影響が出る病気もありますが、日本人の食生活では、ヨードの不足を心配することはまずありません。

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